ステンレスなんでも相談

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Q&Aよくあるご質問

Q.ステンレスのバネはありますか?

A.
板バネ、コイルバネやぜんまいバネに高強度のステンレスが広く使用されているんじゃ。
キーボードや携帯電話のキーの下にあるバネや、シートベルトのバネはステンレスのバネの代表的な例なんじゃよ。

Q.加工部や疵部で耐食性は低下しますか?

A.
ステンレスは、めっきのように表面処理によって耐食性を発揮しているのではなく、鋼材自体の耐食性が高いので、加工したり表面を疵つけたりしても耐食性には変化はないんじゃよ。

Q.熱処理によって硬さを調整できますか?

A.
熱処理で硬さを変えることができるんじゃ。
例えば、マルテンサイト系のステンレス(例:SUS 420J2)で熱処理条件を選択することにより、硬さを上げることができるんじゃよ。その用途としてカミソリや包丁の刃やバネなどに使われてるんじゃよ。
他にも析出硬化系ステンレス(SUS631)等もあるんじゃ。

ステンレス鋼材の種類と特徴を教えてください

A.
ステンレス鋼材の種類は以下のような種類があり、それぞれの特徴として

フェライト系ステンレス・・・
熱処理を行っても硬化しません。加工しやすく、板、棒、鍛造品など家庭用器具、化学工業、その他にも広く使用されています。また、磁性があるため磁石につきます。(代表鋼種:SUS430)

オーステナイト系ステンレス・・・
冷間加工だけで硬化し、熱処理を行っても硬化せず、かわりに軟化します。
用途としては家庭器具、建築、電気機械、航空機、原子炉関係などに使用されています。
熱処理の状態では磁石につきませんが、冷間加工では少し磁性を持ちます。(代表鋼種:SUS304)

マルテンサイト系ステンレス・・・
他の鉄鋼材料のように焼入れをすることが出来ます。用途として、高強度、高硬度が要求されるものに使用されています。
フェライト系ステンレスと同様に磁石につきます。(代表鋼種:SUS420J2)

二相鋼・・・ フェライト系ステンレスと、オーステナイト系ステンレスの組織が二相になっているものです。特徴として、高強度と高耐食性を両立した鋼材です。

その他に、析出硬化系ステンレスもあります。

Q.ステンレスを使用するメリットはなんですか

A.
鉄に比べ、非常に錆びにくい(耐食性)といったメリットがあります。
また、耐食性だけではなく加工性・強度などにも優れています。

Q.表面仕上はどのような種類がありますか

A.
ステンレス鋼材の代表的な表面仕上は以下のようなものがあります。
2D …冷間圧延後、焼きなましと酸洗を行ったままの仕上で、表面は銀白色の鈍い光沢。
2B …2Dの後に、適度な光沢を得られるようにスキンパス(調質圧延)を施した仕上。
BA …冷間圧延後に光輝熱処理を施し、軽度なスキンパス(調質圧延)を施した仕上。

Q.ステンレスは研磨することができますか

A.
弊社では様々な研磨製品を取り扱っています。ご要望があればご相談ください。

Q.2相鋼とはどんなステンレスですか

A.
21Cr-2Ni-N系の2相鋼で、金属組織的にフェライト系とオーステナイト系の両方の組織を持ったステンレスです。
SUS304と比較して耐力・引張強さが大きく、硬質です。(SUS304CSP1/2H相当)
そのため、SUS304より薄い板厚で、同等レベル、またはそれ以上の強度を持つことができます。

Q.2相鋼の加工性を教えてください

A.
溶接性はTIG溶接やプラズマ溶接等はSUS304とほぼ同条件で溶接可能です。
また、プレス加工もほぼSUS304とほぼ同条件で可能で、曲げR部分等の肌荒れは軽度です。
(但し、高耐力のため、加工初期荷重は大きくなります。)

Q.2相鋼の実績はどのようなものがありますか

A.
時計の裏蓋やフレキブル加工、ベローズ加工といった用途に使用されている実績があります。

Q.圧延での一番薄い実績はどのくらいですか

A.
板厚0.08mmが常に製造されていますが、過去には0.06mmまで圧延した実績があります。

Q.ステンレスの色を変えることはできますか

A.
弊社では取り扱っていませんが、めっき処理、サステインカラーといった方法で色を変化させることができます。

Q.明道スペックとは何ですか

A.
弊社のオリジナル規格のことでJIS一般より厳しく管理しています。お客様のご要望に合わせて、対応させて頂きます。

Q.明道スペックで厳しく管理している項目は何ですか

A.
キャンバーや板巾、板厚、スリット時のバリなどお客様の要望に応えられるよう、日々努力しています。
弊社コイルセンターでは、注射針用途の極薄極細幅のスリットを得意としており、リロール工程では板厚1.0㎜でレンジ2%程の高精度の精密
圧延を得意とし、厳しく管理しております。

Q.明道メタルではどのメーカーのステンレスを取り扱っていますか

A.
鋼種によってことなりますが、使用量として最も多い材料は韓国のPOSCOとなります。 また、新日鐵住金ステンレス、JFEスチール、日本冶金工業、日新製鋼など全国内メーカーの材料を使用しています。 

Q.明道メタルでは検査をどのように行っていますか

A.
自動検査機と目視検査の2種類で、表面の品質保証を行っています。

Q.バネ材以外でも硬度を規定することはできますか

A.
2BやBA材でも硬度規定は可能ですし、バネ材の規定がない SUS430 でもある程度の硬度規定は可能です。
その際の硬度範囲については、弊社へお問い合わせください。 

Q.2相鋼の対応可能板厚は何mmですか

A.
製造実績として、0.1mmが最薄になっています。 SUS304 であれば、0.080㎜まで生産していますので、2相鋼においても0.10㎜以下のご要望があれば対応致します。

Q.2相鋼を使用するメリットはなんですか

A.
高強度材であるため、SUS304よりも減肉化することが可能です。また、耐食性が SUS304 同等以上であり、ライフサイクルコストの削減にも繋がります。 Ni含有量が少ないため、Niの価格にも左右されにくく安定した価格での供給が見込めます。
また、同板厚で使用する場合、SUS304よりも強度が高いため、 「設計上、板厚を厚くできないが強度が欲しい」といった場合に使用して頂けます。

Q.MSS規格の鋼種とはどのようなものがあるのですか

A.
MSS430M,MSSHIB,などが挙げられます。 MSS430Mは、高耐食性、高加工性、溶接性に優れるフェライト系鋼種で、SUS304の代替鋼種として、自動車用のブーツバンド等で多く使用して頂いております。
MSSHIBは、耐高温酸化性に優れ、更に熱変形が小さいため、石油ストーブ燃焼筒や面発熱体に使用して頂いています。

MSSとは何の略称でしょうか

A.
MSSとは、Myodo Stainless Steelの略称です。

Q.MSS規格の鋼種は他のメーカーでは取り扱っていないのでしょうか

A.
SUS304に限って言えば、MSS304MZ,MSS304MMLow等はメーカーに依頼して、微量成分を調節した鋼種であり、弊社でのみ取り扱っている鋼種です。

Q.工場の見学は可能でしょうか、可能な場合どのような手続きが必要ですか

A.
サンプル材の作成にあたり、鋼種、サイズ、板厚公差、板幅公差、材質、重量等の情報が必要となります。
また、お客様の使用用途を教えていただければ、こちらから最適な材質を提案させていただくことも可能です。見積もりからの対応も可能です。

Q.梱包形体の指定は可能ですか

A.
弊社では様々な梱包形体を取り扱っています。
お客様のご要望にできる限りお答えするように努めていますので、まずはご相談下さい。

Q.輸出の対応もしていただけますか

A.
弊社は海外への輸出実績もありますので、対応可能です。まずはご相談下さい。

Q.ミルシートは全ての製品で発行していただけますか

A.
リロール材は弊社ミルシート、受託材につきましては、母材メーカーのミルシートを送付しています。
また、2級品につきましては、発行できない場合があります。ご了承ください。

Q.受託材はスリットだけでなく圧延も可能ですか

A.
弊社は受託材を圧延している実績もありますので、その際はご相談ください。

Q.取り扱っている鋼種で耐食性が高い鋼種はどのようなものがありますか

A.
MSS316,MSS316Lが、耐食性が高い鋼種となっております。
オーステナイト特有の応力腐食割れを解消したい場合は、オーステナイト・フェライトの二相ステンレス鋼 MSS2120 をお勧めしております。

Q.バネ材はどの調質まで製造可能ですか

A.
弊社が製造している調質は、下記になります。
SUS301-CSP→1/2H、3/4H、H、EH、SEH
SUS304-CSP→1/2H、3/4H、H
この他にも、SUS631-CSPなどのバネ材を取り扱っています。

Q.表面光沢の管理は可能ですか

A.
BA仕上げの場合で、一部のユーザー向けに光沢度計による光沢度管理をしています。
光沢度管理が必要な場合があれば、お申し付けください。